皆様 こんにちは。お元気でしょうか?
ピアノワールドは今日も元気に営業しております。

ところで皆様は、ピアノがどのような仕組みで音を奏でるかご存知ですか?

ピアノは様々な部品によって構築されていて、すべての部品が正常に機能することで音を奏でます。
普段ピアノを弾くときには、音の出る仕組みについてそれほど考えることはないと思います。
しかし、ピアノを構成する1つ1つの部品がどのように連動して音が出るのかがわかれば、演奏がもっと楽しくなるはずです。
そこで今回は、ピアノから音が出る仕組みについて詳しくご紹介させていただきます。

まず、ピアノが音を出す上で欠かせないのが「ハンマー」と「弦」です。
弦は、ピアノ1台に付き230本程度付けられており、それぞれ長さや太さが違います。高い音は長く細い弦で、低い音は短く太い弦から発せられます。私達がピアノの鍵盤を押すと、ハンマーが弦を打ち、小さな空気の振動を生み出します。この小さな振動が、ピアノの音の元となるもので、この振動を増幅させることによって美しい音が生まれます。この、ハンマーが弦を打つ動きのことを「アクション」と呼びます。しかし、この時点では、まだ音はとても小さなものです。この音を増幅させるために、「響板」、「駒」「響棒」が必要になります。

ハンマーに打たれた弦の振動は、広い面を持った響板の振動に変えることによって、大きな音となります。弦の振動を響板に伝えるために、響棒と駒が存在します。弦に直接密着して、振動を響板に伝えるのが駒の機能です。駒から伝わった振動は、響棒によって響板全体に広がり、音を奏でるのです。響棒は、振動を響板全体に広げる役目と、響板の強度を保つ役割を持っています。
アクションによって発生した弦の振動は、駒、響棒、響板に伝わることによって、大きな空気の振動となり、ピアノの美しい音となるのです。

また、ピアノの音はとても繊細で、弦の長さや、響板の位置の微妙な変化でも音が変わります。そのため、これらの部品は美しい音が出るように、位置、大きさ、長さ、重さなどが細かく計算されています。ピアノは、空気の振動をフレームの内部で反響させることによって大きな音が出るので、すべての部品が綿密な分析のもとに配置されているのです。

私達が普段演奏を楽しんでいるピアノは、このような複雑な仕組みの上に成り立っています。1つの音を奏でるためには、これだけたくさんの行程が必要になるのです。